【なぜ!?】美容師はシャンプーが売れないのか!?「店販売上」を上げれない意外な3つの理由。

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厚生労働省が2020年10月31日に発表した「平成30年度衛生行政報告例の概況」によると、平成30年度末の理容所数は前年度比1.6%減の11万9,053施設となる一方、美容所は同1.4%増の25万1,140施設。平成30年度末が25万1,140施設で推移し、理容所が減少傾向にあるのとは対照的に増加傾向が続いている。

美容室数の推移は過去最高を更新し(前年比1.4%増増)25万1,140店になりました。コンビニが5万店舗に対してかなりの数ですよね。また美容室の平均売上は1,607,250円で美容師の売上の平均は49万円です。この数字は明らかに美容市場全体の売り上げが下がってきていることを意味しています。

現状の売上では経営もしんどいという美容室オーナーも多いのではないでしょうか?ある意味、技術だけでは食っていけない時代に突入したと言えます。そこで必要になってくるのが「店販売上」しかし、シャンプーなどの「店販売上」を数多く販売している美容室は数少ないのが現状。そこで今回は美容室でシャンプーなどの「店販売上」が伸びない3つの理由をやってみたいと思います。

その①
「インターネット通販」で安く売られている。

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以前はインターネットで購入することに自体に抵抗がある消費者も多かったのですが、Amazon楽天などで「美容室専売シャンプー」と検索してみてください。どこか見たことがあるメーカーのシャンプーやトリートメント。カラー剤まで数多く出てきます。大手インターネット通販サイトの登場により、数多くの消費者に、どこよりも安く、スピーディに美容商品を購入できる時代になりました。

美容院は美容ディーラーからシャンプーやヘアカラーなどの商品(薬剤)を仕入れます。そして美容院に自店に訪れたお客様に対し、利益を上乗せして商品を販売しています。(掛け率はだいたい6.7割といったところでしょうか)

基本的に美容室での販売は定価販売が一般的です。

一方、Amazon楽天などのインターネット通販では割安に商品を購入することができるので、多くの消費者は美容室、薬局、デパートで説明を受け、たった一度だけ購入するか、直接インターネット通販で購入することが非常に多いのです。

また、メーカーの対応はというと、インターネット販売禁止と言いながら、実質的にはネット通販に流れてしまうのでメーカーも黙認していることが非常に多いのです(美容室を宣伝広告として使われているとも考えられます。
そもそもインターネットで購入できる商品を美容室が扱うこと自体に無理があると言えます。

 

②「市販品」と「美容室専売品」の差がない

 
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市販品のシャンプーの特徴は、ラウリル硫酸ナトリウムなどの界面活性剤を使っているので、泡立ちがよくて洗浄力も強く、シリコンなどのコンディショニング成分をたっぷり配合しています。

安価で
香りも良く、洗いやすいですが、刺激が強いので、肌のバリア機能を壊してしまい
かゆみや汚れの原因になることがあります。

対して美容室専売品は、低刺激の洗浄成分でつくられていることが多く、髪にやさしく洗い上げるという特徴がありました。

でも考えてみてください。本当に美容室専売だからといって安全と言い切れるのでしょうか?

美容師さんは「カットのプロ」ですが研究者ではありません。シャンプーなどの内容成分を知らない美容師さんも意外と多いのです。

近年、日本人の2人に1人が何かしらのアレルギーを持っていると言われていますが、これからは1人に1人がアレルギーを持っている時代に突入すると言われています。

数多くのメディアでは、アレルギーは皮膚から始まると言われています。

美容室専売品の「アミノ酸系シャンプー」が髪や地肌にシャンプー成分が残り、肌荒れアレルギーが発症したり、人体に有害であるということが解明されてきました。

極端に言うと美容室専売シャンプーの方が頭皮・肌に悪い場合もあるということなんですね。

 

③「人間関係」のみで売れている

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美容室に訪れるお客様は、担当美容師をほとんど変えません。

お客様は美容師さんのファンなので、「この人がいるから買ってあげよう」「この人の為に買ってあげたい」という気持ちが芽生えます。

その関係性で店販商品が売れているお店も数多く存在します。

もちろんお客様との関係性は最も大切ですが、本当にそのお客様にとって、その商品が必要ではない場合は押し売りになりますよね。

それが原因で失客されることになります。また行ったら勧められる。安易な押し売りは自分の首をしめることになるということです。

 
 

まとめ

いかがでしたか?美容室にとって大切な売り上げでもある「店販商品」。本当に良い物をお客様におすすめする事は親切ですが、お客様にとって本当に必要なものでないと押し売りになってしまうこともあるんですね。もしお客様にとって本当に良いもので、インターネットで売っていない、そういった商品を持つのが美容室にとって強みとなることでしょう。

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