日本商工会議所平成28年度第2次補正予算小規模事業者持続化補助金の公募が開始されました。小規模サロン(5名以下)が、商工会・商工会議所と一体となって、販路開拓に取り組む費用(ホームページ製作費、チラシ作成費用など)が支援されます。基本的に自身で申請する補助金ですので、申請にあたっては、最寄りの商工会議所へ事業支援計画書の作成・交付を依頼する必要があります。
だれがもらえるの?(補助対象者)
小規模事業者[商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律(平成5年法律第51号)第2条を準用]
●卸売業・小売業
常時使用する従業員の数 5人以下
●サービス業(宿泊業・娯楽業以外)
常時使用する従業員の数 5人以下
●サービス業のうち宿泊業・娯楽業
常時使用する従業員の数 20人以下
●製造業その他
常時使用する従業員の数 20人以下
美容室の場合5名以下であることが条件となります。
いくらもらえるの?(補助率・補助額)
補助率:経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出ます。
1サロンあたり最大で50万円
雇用促進する内容、海外進出、買い物弱者対策(移動販売)などでは、最大100万円。連携して複数の事業者が申請する場合は、最大500万円。募集期間は、平成28年2月26日(金)~平成28年5月13日(金)です。美容院が申請しやすいのは、最大50万円のコースでおすすめです。
上手な申請のやり方(補助金を「採択」させるコツ)
一生懸命に申請書を書いても、そもそもNGな落とし穴もあります。
どうすれば「採択されやすくなるのか?」「どんな落とし穴があるのか」を、過去の申請の事例を踏まえて、しっかりと準備をすれば、より採択される可能性も高くなります。
特に注意が必要なのは、平成27年度補正、平成28年度予算を合わせて、70億円程度。昨年は166億円なので半分以下の予算です。
ということは、採択される人も、昨年の半分になります。ここ最近は、募集が何度も行われるのではなく、第1次募集での締切、もしくは第2次募集で締切になる可能性が高いです。早めの申請を心がけましょう。
申請から補助金受領までの基本的な手続きの流れ
申し込み受付開始日
平成28年11月4日(金)
日本商工会議所への申請書類送付締め切り
平成29年1月27日(金)
採択結果公表日
平成29年3月中旬頃予定
補助事業実施期間
交付決定通知書受理後から平成29年12月31日(日)まで
まとめ
補助金と聞くと、難しそうなイメージがあるかもしれません。しかし、補助金や助成金の類は、待っていても誰も教えてくれません。補助金は自分で動かないと絶対に得られない返済不要のお金。普段、税金をきっちり納めている事業者からするとこういった国の補助金はもらって当然。いや、むしろもらうべき権利だと言えます。
50万円の利益を出すのに、アナタの美容室では、どれほどの売り上げが必要ですか??【小規模事業者持続化補助金】は雇用保険とかまったく関係なく事業をしていれば、だれでもノーリクスで申請できますので、個人経営をされている美容室オーナー様は一度チャレンジしてみては?ご不安な方は、アドバイスも行なって承っておりますのでお気軽にご相談ください。
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株式会社BRIDG DESIGN WORK’S
代表取締役 斉藤 章行
そのお店だけの”ウリ”をいち早く見つけて会社・商品・個人を売れ続けるブランドにする「突き抜けたブランドづくりの達人」株式会社BRIDGE DESIGN代表取締役社長。大阪のコンピュータ系専門学校で様々な技術を学んだ後「カジカジH」「FUDGE」「MYベストヘア」「InRed」など人気雑誌を数多く手掛ける美容専門広告代理店に入社。デザイナー・カメラマン・ライター経験を経て2015年BRIDGE DESIGNを設立。その経験を生かし現在は「突き抜けたブランドづくりの達人」として500社以上の広告制作・空間プロデュースに携わる。実績としてはスタイリスト年収1,000万計画、企業の問い合わせ件数300%アップ、たった3ヶ月で新規顧客2,000人プロジェクト達成や、新卒求人0人が毎年8名以上など、関わった全てのクライアントを圧倒的な成功に導いている。今現在も美容師の独立プロデュース・メーカー・ディーラー・サロンの広報顧問として多くの企業にとっての結果を追求し続けている。最近では、美容師の将来を見据えた「ゼロスタプロジェクト」を推進し、美容室直営店舗の運営にも力を入れています。現在、美容室4店舗、アイラッシュ2店舗を展開し、25歳の美容師が3ヶ月で月給60万円を達成するなど、将来に不安を抱える美容師たちに新たな希望を提供しています。美容業界に新たな価値をもたらすべく、日々取り組んでいます。